本にまつわる用語まとめ

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本に関する用語をいくつか紹介します。

分類ごとにまとめたので、

参考にしてください。

この記事を書いた人
REI

REI

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・Webメディア運営13年目

・創作と成長が仕事で生きがい

・自信を積み上げる人生ゲーム

・自由が大好き、ストイックが得意技

・I am a Japanese creator.

・このサイト巡る想いの満天星運営

・RECOLLECTIONSのトップ、投資本担当

・自身のブログは百様REI瓏、投資ブログ積もる果実のニューゲーム

本の構造に関する用語

  • 表紙(カバー):本の外側を覆う部分。ハードカバーやソフトカバーがある。
  • 背表紙:本を立てたときに見える側面部分。タイトルや著者名が書かれていることが多い。
  • 扉(タイトルページ):本の最初にあるタイトルや著者名が記載されたページ。
  • 本文:本の中身。物語や解説が書かれている部分。
  • 奥付(おくづけ):本の巻末にある、発行日や出版社、著者名などの情報を記載した部分。
  • 見返し:表紙と本の本文をつなぐ部分。厚めの紙が使われることが多い。
  • ノンブル:ページ番号のこと。
  • 花布(はなぎれ):ハードカバーの背の上下に付いている装飾用の布。
  • 天金(てんきん):本の上側(天)の小口部分に金箔を施したもの。装飾や耐久性向上のため。
  • 折丁(おりちょう):印刷された紙を一定のページ数ごとに折りたたんだもの。製本前の状態。
  • ドッグイヤー:本のページの角を折って目印にすること(犬の耳のように見えるため)。
  • 余白:本文の周りの空白部分。上(天)、下(地)、左右に分かれる。
  • 箔押し(はくおし):金や銀の箔を使って表紙に文字や装飾を施す加工。

装丁・製本に関する用語

  • 上製本(ハードカバー):厚い表紙を使用した丈夫な製本。
  • 並製本(ソフトカバー):柔らかい表紙を使った製本。文庫本や新書などが該当する。
  • 本文紙:本の中のページに使われる紙。
  • 小口(こぐち):本を閉じたときの側面(ページの端)。天(上部)、地(下部)、小口(側面)の三方がある。
  • 栞(しおり):読みかけのページを示すための紙や紐。
  • :本のカバーの上に巻かれている宣伝用の紙。

製本・印刷に関する用語

  • 糸綴じ(いととじ):糸でページを綴じる丈夫な製本方法。
  • 無線綴じ(むせんとじ):糸を使わず、のりで綴じる方法。文庫本などに多い。
  • 平綴じ(ひらとじ):ホチキス(針金)で綴じる製本方法。
  • 中綴じ(なかとじ):本の中央をホチキスで留める製本方法。薄い冊子に使われる。
  • 見開き:本を開いたときの左右のページのこと。

書籍の種類に関する用語

  • 単行本:1冊で完結する本。
  • 文庫本:小型で持ち運びしやすい本。価格も比較的安い。
  • 新書:文庫本より少し大きめのサイズで、一般向けの解説書などに多い。
  • 全集:同じ著者やテーマの本をまとめたシリーズ。
  • 雑誌:定期的に発行される出版物。
  • ムック本:雑誌と書籍の中間的なもの。特定のテーマに特化した内容が多い。
  • 電子書籍:スマホやタブレットで読むデジタル版の本。
  • 豪華本:特別な装丁や高級な紙を使った本。
  • 豆本(まめほん):手のひらサイズの小さな本。
  • 絵本:イラストや絵が中心の本。子供向けが多いが、大人向けのものもある。
  • 図鑑(ずかん):動物、植物、機械などを写真やイラストとともに解説した本。
  • ライトノベル(ラノベ):若年層向けのイラスト付き小説。文体が軽め。
  • ZINE(ジン):個人や小規模グループが自主制作する冊子。

読書に関する用語

  • 積ん読(つんどく):買った本を読まずに積んでおくこと。
  • 乱読(らんどく):いろいろなジャンルの本を雑多に読むこと。
  • 精読(せいどく):丁寧に深く読み込むこと。
  • 速読(そくどく):短時間で内容を把握する読み方。
  • 再読(さいどく):一度読んだ本をもう一度読むこと。
  • 拾い読み:興味のある部分だけをざっと読むこと。
  • 流し読み:文章を細かく読まずに、ざっと目を通すこと。
  • 黙読(もくどく):声に出さずに読むこと。
  • 音読(おんどく):声に出して読むこと。
  • 書評(しょひょう):本の内容や感想を紹介・批評する文章。

出版・流通に関する用語

  • 初版(しょはん):最初に発行された版。
  • 重版(じゅうはん):売れ行きがよく、再度印刷された版。
  • 絶版(ぜっぱん):もう発行されない本。
  • 増刷(ぞうさつ):同じ版のまま追加で印刷すること。
  • 版元(はんもと):出版社のこと。
  • 取次(とりつぎ):出版社と書店を仲介する業者。
  • 自費出版:著者が自分で費用を出して出版すること。
  • 書籍コード(ISBN):国際標準図書番号。本ごとに割り当てられる識別番号。
  • 発行部数:その本が何部(何冊)印刷されたかを示す数。
  • ベストセラー:多くの部数が売れた本。
  • ロングセラー:長期間にわたって売れ続ける本。
  • カルト本:一部の熱狂的な読者に支持される本。

本に関するその他の用語

  • 書棚(しょだな):本を収納する棚。
  • 書庫(しょこ):大量の本を保管する場所。
  • 愛蔵本(あいぞうぼん):大切にしている本。特別な思い入れがあるもの。
  • 古書(こしょ):古い本。特に希少価値のあるものを指すことが多い。
  • 稀覯本(きこうぼん):非常に珍しく、価値の高い本。コレクター向け。
  • 全集本:特定の作家やテーマの本をまとめたもの。
  • アンソロジー:複数の作家の作品を集めた本。短編集や詩集に多い。
  • 未刊本:まだ正式に出版されていない本。
  • 絶版本:すでに出版が終了し、入手が困難な本。
  • 復刊(ふっかん):絶版になった本を再び出版すること。

ほかにもなにか思いついたら追記しますね。

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